| 横浜イングリッシュガーデン2016訪問記 |
1点目は【スイート・ドリーム】英1988年作シュラブあるいは半つる性です。花は、透明感があるとてもきれいなアプリコットオレンジで、小輪の可愛らしいロゼット咲きです。お花屋さんで切ばらとして売っていそうな可愛らしい花弁で、咲いたらちょっとプレゼントしたくなる、そんな雰囲気を持つばらではないでしょうか。最盛期には枝を覆い尽くすほどの房咲きになるそうで、花つきの良さからお庭につる仕立てで楽しんでも良いのではと思います。
2点目は【サンセットグロー】英2007年Christopher H.Warner作のつるばらです。少し赤の入ったオレンジで波を打った丸弁の花を咲かせます。丸弁のばらは沢山ありますが、こちらはどの花弁もとてもきれいで汚れが少なく、長く花を楽しめそうです。また香りが良く、フルーツ系の香りを振り撒きます。比較的しなやかなシュートで庭のつるばらとして取り扱いやすく、耐病性に優れ、美しさと強さを兼ね備えた品種として、世界的に高い評価を得ているようです。ゴールド・スタンダード受賞、リヨン金賞、リヨン芳香賞、バーデン・バーデン金賞など合計7つの金賞を獲得しています。
3点目は【シンギン・ザ・ブルース】米2008年J.Mouchotte作のFLばらです。蕾から少し開き加減の時に花びらを見ると剣弁立ちのように思いますが、実は丸弁の花びらで伯爵が着るシャツの襟のようなひらひらした花弁で咲きます。別名「フェルゼン伯爵」という花名を持っています。こちらも花の終わりが来ても花弁が汚れにくく、どれもきれいに咲いており、花期を長く楽しめそうです。
4点目は【若紫】日2012年河合さんの禅シリーズ作のFLばらです。この花弁、ちょっと浅めの丸弁で特徴的なラベンダーブルーの色に魅かれてひとめ惚れします。香りも強く(ブルーローズ香?)、棘が少なく直立性なのでコンパクトに仕上がり、鉢向きといわれています。FL特有の房咲きなので、お庭に置いて豪華に花を楽しんでみては如何でしょうか。
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バラ園としては年々成熟していく様子がうかがえます。今年はとくにエリア別にテーマを設け、「イングリッシュローズガーデン」、「フレンチローズガーデン」、「ラビリンスローズガーデン」、「フレグランスローズガーデン」など、特徴のあるガーデンを披露しています。その中で架け橋を渡った先にある「フレグランスローズガーデン」は橋を渡った途端にふわっと香りに包まれ、ちょっとした驚きを覚えます。このエリアは香り別にゾーンとしてばらが植えられており、違いを感じることができます。
1点目は【ウインチェスターキャシードラル】英1988年ディビット・オースチン作Erです。花は、白が基本ですが、写真のように時折ピンクの斑が入ります。はちみつとアーモンドの花を感じさせる強いオールドローズの香りを放ちます。名前の由来はイギリスの有名な大聖堂「ウィンチェスター大聖堂」から付けられました。香りだけでなく、花つきも良く、花壇、ボーダー、生け垣などに向いているといわれ育てやすいばらの一つです。
4点目は【サマーロッジ】仏2008年ピエール・オラール作シュラブ系に分類されます。花は、貴重な茶系を持つ赤茶と黄色の絞り模様で、とても細やかで複雑な絞りの入り方をしており、表情豊かです。香りは淡いムスク系の香りを放ちます。夏の暑い日差しを受けると夕方頃には花の色が全体的に薄くなり、咲始めとは別の花のようになるそうです。
5点目は【ニュー・イマジン】仏2004年ドリュ作(日本デビュ2013年)シュラブ系に分類されます。ドリュー社はフランス南西部の村に拠点を置き、ヨーロッパ各地で支持を受けており、日本には2012年デビューしています。花は、少し小ぶりの丸弁で、紫と白色の絞り模様で複雑な絞りの入り方を示し、落ち着いた感じで表情豊かに咲きます。また生育旺盛なので、つる仕立てにも良さそうです。香りはスパイシー系の香りを放ちます。