2017年ばら園訪問記





横浜イングリッシュガーデン2017訪問記

 5/17(水)、横浜イングリッシュガーデンを昨年に引き続き訪問して参りました。2012年に園芸家の河合伸志(かわいたかし)先生の手によって新しく生まれ変わったこちらのばら園も早5年を迎えます。相変わらずあふれんばかりのばらとその周りを取り囲むコンパニオンフラワーによってますます充実した庭園を見せつけていました。後ほど写真にも登場しますが、河合先生も入園された方たちを集めてガーデン内を案内されていました。我々も名札の取れたばらの名前を尋ねるチャンスがありましたが、とても気さくにお答えをいただきました。 大変手入れの行き届いた庭園ですが、今年は珍しくごく一部にうどんこ病が散見され、混み入ったガーデンづくりの難しさを示しているのではないかと思われます。
 ばらにつきましては今回も印象の強かったばらを私見で恐縮ですがご紹介させていただきます。今年はフリフリの花びらでとてもかわいらしい白系2点を選んでみました。

 1点目は【ル・ブラン】2012年日本の河本純子さんの作品です。フロリバンダで白を基調とした花で淡いピンクの縁取りがフリルのようになっており、とても愛らしさを醸し出しています。耐病性に優れた品種ということではないため、丁寧に面倒を見てあげる人向きと言われていますが、香りも良いためつい家に置いておきたくなる、そんな品種ではないでしょうか。

 



 2点目は【ガブリエル】上記と同じく河本純子さんの作品で2008年作のフロリバンダです。少しシュラブ系でもあるため垣根などにも使えそうです。この花もどことなく見た目がやわらかで、白を基調に中心がわずかにパープル色を示し、花弁の先端が女性が身に着けるフリルのような咲き方で優しさを感じさせます。香りも比較的強く、シトラス系の香りを振り撒きます。2012年にこちらを訪問した際、この花がしっかりと写真に納まっていました。とても目を引く一品ではないかと思われます。


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横浜港の見える丘公園ローズガーデン2017訪問記

 5/17(水)、今年の4月にリニューアルオープンした横浜港の見える丘公園ローズガーデンを訪問して参りました。こちらの公園は数十年前によく訪れていたところですが、それが今回の訪問でこれほど素晴らしく大きく変貌を遂げたことに少なからず驚きを隠せませんでした。無料で開放されていながら、ばらの種類のみならず脇を固めるコンパニオンフラワーとともにガーデンとしての高い完成度を、期待を裏切ることなく感じることができます。17日は一日中曇り空で、気温もこのころとしては比較的低めの20℃程度と大変過ごしやすい一日でした。このあと、19日(金)にももう一度こちらを訪問しており、この時はほぼ快晴で気温も26℃まで上昇し少し暑く感じられましたが、それなりに良い絵が撮れたのではないかと自負しています。

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【19日(金)晴れた日の再訪問】
 

 

 

 

 

 

 

 

 




山下公園未来のバラ園2017訪問記

 5/19(金)、港の見える丘公園に引き続き、山下公園内にある「未来のバラ園」を訪問して参りました。こちらでは沈床式のガーデンを立体的に演出するため、アイスバーグ(FL)のスタンダード仕立ての隊列や他のガーデンでは見ることのできない氷川丸とのコラボ写真など、また違った角度からガーデンを楽しむことができます。無料で開放されたガーデンではありますが、夜はライトアップが施され、ローズゲートが光のトンネルになるという演出まであり楽しめます。

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町田ばら会日帰りバスツアー2017

 6/1(木)、大変よく晴れた一日、今年のバスツアーは山梨県富士川クラフトパークとコマツガーデンに行ってまいりました。朝7時30分に町田を出発し、圏央道から中央高速、甲府の双葉ジャンクションを経て中部横断道路の現終点から15分程度のところに富士川クラフトパークはあります。こちらの公園は少し遠くにぐるりと山に囲まれたイメージがあり、どことなく野津田公園ばら広場の拡大版を連想させます。こちらのバラ園は平成27年(2015年)3月にオープンしたばかりで樹高はそれほど高くありませんが、比較的新しい品種が数多く楽しめます。

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 このあとバスツアーは中央市にあるコマツガーデンに向かいました。甲府一帯はコマツガーデンの手掛けたバラ公園やばら苗育成の場所が多く点在していますが、こちらは本社販売所になります。沢山のばらが販売されており、つい手に取って購入してしまう方々が続出しました。筆者もその一人です。

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軽井沢レイクガーデン2017訪問記

 6/26(月)、軽井沢レイクガーデンを昨年に引き続き訪問して参りました。町田では「くもり所により雨」の予報で気温も31℃とたいへん蒸し暑い情報でしたが、軽井沢に到着してみると時々日差しが見えるちょうど良い曇り空、気温も碓氷峠で22℃、軽井沢で25℃とさすがに高原の快適な環境を実感することができます。ばらの状況は本日がほぼ満開で、開花時のもっともきれいなばらを鑑賞することができました。もちろんつるばらなど満開はもう少し先というばらも多くあり、これから1週間がこちらのばら園のピークではないかと予想されます。
 園内を回ってみますと今年の園内の印象は、なんとなく「株がこじんまりしている」印象を受けました。剪定の問題なのか、成長の問題なのか、過去のイメージの樹高の2/3程度で公園としてのボリウム感と迫力は過去を知っているだけにちょっぴり物足りなさを感じるほどです。しかし、花についてはもっとも良い状態を愛でることができて、それが何よりではなかったかと思います。
 ばらにつきましては今回も印象の強かったばらを私見で恐縮ですがご紹介させていただきます。今年は花弁数の少ないばらにスポットを当ててみました。一重咲きだったり平咲きだったりオープンカップ咲きだったりと咲き方の違いはありますが、とにかくこちらのレイクガーデンに咲いている中で花弁数の少ないばらを集めてみました。

 

 

 

 

 

 

 


 続いてガーデン内の様子です。ガーデン入口からお土産店出口まで、おおむね時計回りで要所要所を掲載しております。一緒に回っている気持になっていただけると嬉しいです。

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